名機　Victor SX-100 を改造しております。 基本的なコンポーネンツには手を敢えて手を加えずに、近年の音楽環境に合わせたリファインを実施しております。 SX-100はアルニコらしい自然なメリハリと定位感は非常に素晴らしく、バスレフ型で低音域も結構なレンジまで再生出来る名機です。 しかしながら、フルレンジ特有の高音域のこもり、低音域のドライブ不足で、全体的な音の雰囲気が暗い印象でした。 上記のネガを補うベーシックなリファインです。 もともと低音再生は苦手なスピーカーの為、純正のデカいゴム脚でスポイルされていた低音再生を、スパイクを使用し本来の性能へ引き上げております。 リファイン後は、定位感はそのままに、明るい印象にになりました。 弦楽器の繊細さ、ピアノの旋律の粒立ちが際立つ印象の抜け感あるスピーカーになっております。 スパイクの固定は純正ナットを使用しておりますので、筐体加工は一切しておりません。 【メンテナンス】 ◾︎スピーカーエッジ シリコン剤軟化施工 ◾︎スピーカーフレーム研磨 ◾︎ケース分解クリーニング　 ◾︎ネットフレーム分解クリーニング 【改造】 ⚫︎バナナプラグ端子に変更 ⚫︎内部配線をBELDEN8460に変更 ⚫︎スピーカー端子銀ハンダ施工 ⚫︎ゴムインシュレーターをメタルスパイクへ変更 ⚫︎サランネットを変更 形状···ブックシェルフ型 インピーダンス···6Ω カラー···ブラウン タイプ···ステレオ