【極希書】江戸後期蘭学洋書 人気 フィリップ・フォン・シーボルト(共編)/郭成章(助)『和漢音釈・書言字考』合冊大本

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xkcrx 【極希書】 江戸後期蘭学洋書 フィリップ・フォン・シーボルト(共編)/郭成章(助) 『Thesaurus Linguae Japonicae/和漢音釈・Isagoge/書言字考』 合冊大本☆彡

研究用に収集してきた書籍の放出になります。天保六年/道光十五年(1835)年の刊記がある『Thesaurus Linguae Japonicae/和漢音釈』(227ページ分)および日本言語に関する論文『Isagoge/書言字考』 (37ページ分)を掲載した大変希な合冊大本になります。38センチ×27.5センチ。巻頭見開きにこの書籍の編纂を助けた郭成章の肖像版画が掲載されております。
江戸後期~幕末に医師として来日し、博物から言語、文化・社会に至るまで詳しく御国事情を調べ上げ、また日本人の妻を持ちスパイ容疑までかけられたドイツ人研究家ことフィリップ・フランツ・バルタザール・フォン・シーボルト(Philipp Franz Balthasar von Siebold、1796-1866)が、通日の日本商人だった郭成章の補助を得ながら日本語の語彙を解析し、日本語の言語学的特徴をまとめた力作です。ヘボン表記法が発案されるずっと以前にアルファベットによる日本語のより正確な標記を試みた要書でもあります。
かなり前に購入した際には痛みがひどかったものを、研究仲間(内古文書修復にも通じた助手が一名)と何日もかけて修復してあります。所々にその痕跡が残っておりますが破損・欠損はなく、落丁もございません。テキストは綺麗です。以上の
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